ワインたくさん売りたいなら、倍の値段にしてみろっ!

その問題、経済学で解決できます。

ウリ・ニーズィー/ジョン・A・リスト【著】望月衛【訳】

 

最近読んだ本はこれ。


 

 2014年と少し前に出版された書籍。

脳は「ものの見方」で進化する。という本から、

行動経済学に興味が湧いてきました。

 

子供の成績を上げるためには?

ワインをたくさん売るには?

社員の生産性を上げるためには?

人に寄付をさせるためには?

なんとも興味の湧くフレーズばかり。

 

日々の人生においては、選択の連続です。

 

選択には、意識的に行われているものと、反射的に行われているのもがありそうです。

意識的なものは、そうです。今インターネットを見ていますね。

何かをするためにインターネットをすることを「意識的に選択しました。」

反射的なものは、熱い物に触れた時でしょうか。

熱い物から手を遠ざけることを「反射的に選択しました。」

 

 

今回の本は、人々が意識的に選択している物事の根底や動機について

実地実験を基に解明されています。

 

行動経済学は、なぜその人がそのようにするのか。解明することに役立ちそうです。

裏返せば、

「こうすれば、このように行動するだろう」

と相手の行動をこちらが選択させることもできそうです

 

日々の生活の中では選択の連続ですが、

行動経済学によって、知らないうちに「選ばされている」かもしれませんね。

 

何かに困ったら経済学に頼るのも良さそうです。