「危ないな!!」ん、ちょっと待てよ「彼女にプロポーズか?」

脳は「ものの見方」で変化する。ボー・ロット【著】著桜田直美【訳】

最近読んだ本です。


 

 

2017年、昨年出版された書籍。表紙がきれいなのが第一印象。

 

脳は反射的に錯覚し、勘違いし、嘘を作りだすそうです。

今この瞬間を「どう見るのか」で見方はかなり変わってくるのではないでしょうか。

 

 

例えば、今日の出来事から

前方から、「赤信号に容赦なく突っ込む車」が来ました。

「危ない!」とすぐさま判断しますよね。

 

しかし、行動には必ず理由があります。見方を変えると、

「出産間近で病院に向かわないといけない。」

映画のシーンでよく描かれる

「好きな人が国外に旅立ってしまう、気持ちを伝えるために急いで空港に!」

みたいなこともあるかもしれません。

 

「危なあ」と瞬時に判断し、時には怒りを生むこともあるかもしれません。

しかし、「何か急がないといけない理由があったのだろう」と考えると、

「出国が迫っている彼女に会えますように!」なんて感情も生まれるかもしれません。

 

感情のセルフコントロールが上手な人は、

瞬時に物事を判断せずに理由を考えている人が多いのかもしれません。

 

良い本に出会えました。

「ものの見方」次第で人生は変わりそうです。