勝つためにって何をするべき?

 

勝つための準備 エディー・ジョーンズ 持田昌典【著】

 


 

 

ビジネスとラグビーこれが合わさった本は初めてではないでしょうか。

 

一番印象に残ったのは、

「準備に飽きてからが、本当の勝負」

とても参考になる言葉でした

 

「このくらいでいいか」と言って様々な物事を終えてしまうことが

多いですが、実はそこからが本当の勝負なのですね。

 

「このくらいでいいか」ではなく、そこから

「さらに良くするためには何が必要か」と思考や行動を行うことで勝つことに

繋がっていくそうです。

 

そうしていくと、物事に終わりはありませんね。

何事にも満足せずに「現状打破」していきたいです。

出る杭は打たれる、出過ぎた杭は?

出る杭は打たれる。

けど、出過ぎる杭は打たれない。

 

・・・と最近感じてます。

例とするならば、エンゼルスの大谷選手。

もう誰もが認める一流プレイヤーですよね。

他チームのメジャーリーガーでさえ、活躍を楽しみにされています。

 

出る杭って良い意味でも悪い意味でも打たれますね。

 

悪い意味であれば、ほとんどは根源にあるものはジェラシーじゃないかと思います。

私にはできない、うらやましい・・・そんなことがきっかけで最終的には、

トンカチで叩きに来ます。

 

どうにか回避できないかなと考える一日でした。

あなたならラーメンを多く売るためには何しますか?

生産性 伊賀泰代【著】

マッキンゼーが組織と人材に求め続けるもの

 

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生産性 マッキンゼーが組織と人材に求め続けるもの [ 伊賀 泰代 ]
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2016年に初版2017年に10刷されている書籍です。

「成長するとは、生産性が上がること」

 

この一年何か成長できたか考えてみると結局最後は

「よくわかんないけど、何となく成長したかなぁ」程度で終わってしまいます。

 

しかし、比較を1週間前の自分にしてみると分かりやすいかもしれません。

ルーティン化されている仕事を先週より1分早く仕上げることができた。

これなら、明日からできそうです。まずはタイマーの準備をしてみます。

 

生産性を向上させるためにはイノベーションも必要だそうです。

イノベーションってきくと難しいですけど

要は、よりよくするために「ぱっ」とひらめけるかですかね。

しかし、難しいのは問題発見アンテナを働かせて問題点をキャッチすることです。

 

先日はラーメン店に行くと、

大盛況にも関わらず、スタッフは2人のみでオーダーが間に合っていません。

生産性を上げて、利益に結びつけるには何をしたらいいのでしょうか???

 

 

 

 

自分は時給1000円で1人雇って、一杯1000円のラーメンを

1時間に今までより一杯多く売るだけで利益は上がるのになぁと思いながら

ラーメンをすすりました。

実際に経営もしたことないのでこんな安易な考えではいけないのでしょうけど。

 

安易かもしれませんが、この過程は生産性を高める

イノベーションの一種なのかなと感じました。

 

この思考を専門分野でも生かしていきたいですね。

 

ひらめくには、常日頃から問題点を見つけられるようにアンテナを張らないと

いけないことが分かりました。

当たり前のことも、もしかしたら問題だらけかもしれません。

 

なんだか、生産性を上げることは特別難しいことではないのではと

感じることができる一冊でした。

 

あなたならどうやってラーメンを多く売りますか?

夢の国って180分待ちでも並ぶよね。なんで?

マンガでわかる行動経済学 ポーポープロダクション

 

最近読んだ本はこれ。

 


 

 

BGMのテンポがゆっくりだと売り上げが増える。

有名な話だと思いますが「なぜ?」と思い、購入。

 

本書には

ギャンブルをする人はなぜ自信満々なのか。

部下に〇〇を示すとちゃんと働く。

UFOキャッチャーを目の前にして「あと100円!」となぜなるのか。

いつも同じ店で食事をしてしまうのはなぜなのか。

 

などなど、最近マイブームの

「なぜ、あの人はそのような行動をしたのか」

考察引き出しが増えました。

 

例えばテーマパークでは500分待ちなんてことが有りますよね。

ピンときません。言い方を変えると8時間20分です。

 

今、パソコンを見ているときには

「そんなに並んでまで・・・」と思いますが

いざ、夢の国に足を踏み入れると

「そのくらい並ぶのだから・・・」と思い、並んでしまいますよね。

 

この8時間20分に立ち向かうと決めた背景には

無意識に「選択させられている」要素も多くあるみたいです。

 

裏表紙には、

「経済は感情で動く!

 だからこそ、知らねば損をする!!」との記述が・・・。

 

やはり、最近感じていましたが、

自分が選択をしているつもりでも「選択させられている」場面は多そうです。

 

自分も無意識に「選択させられる」ことがないようにしていきたいです。

 

 

おむつけーき

おむつけーきとは何ぞや?

 

 

 

 

これです。ヒルナンデスでも紹介されているようですね。

 

出産祝いに悩んだ末、このおむつけーきにしました。

少したってから、お話を伺うと「使わずに飾ってる(笑)とのこと」

 

喜んでもらえたようで良かったです。

出産祝い、何を送るか悩んでいる方はぜひ、どうぞ。

ワインたくさん売りたいなら、倍の値段にしてみろっ!

その問題、経済学で解決できます。

ウリ・ニーズィー/ジョン・A・リスト【著】望月衛【訳】

 

最近読んだ本はこれ。


 

 2014年と少し前に出版された書籍。

脳は「ものの見方」で進化する。という本から、

行動経済学に興味が湧いてきました。

 

子供の成績を上げるためには?

ワインをたくさん売るには?

社員の生産性を上げるためには?

人に寄付をさせるためには?

なんとも興味の湧くフレーズばかり。

 

日々の人生においては、選択の連続です。

 

選択には、意識的に行われているものと、反射的に行われているのもがありそうです。

意識的なものは、そうです。今インターネットを見ていますね。

何かをするためにインターネットをすることを「意識的に選択しました。」

反射的なものは、熱い物に触れた時でしょうか。

熱い物から手を遠ざけることを「反射的に選択しました。」

 

 

今回の本は、人々が意識的に選択している物事の根底や動機について

実地実験を基に解明されています。

 

行動経済学は、なぜその人がそのようにするのか。解明することに役立ちそうです。

裏返せば、

「こうすれば、このように行動するだろう」

と相手の行動をこちらが選択させることもできそうです

 

日々の生活の中では選択の連続ですが、

行動経済学によって、知らないうちに「選ばされている」かもしれませんね。

 

何かに困ったら経済学に頼るのも良さそうです。

 

  

 

「危ないな!!」ん、ちょっと待てよ「彼女にプロポーズか?」

脳は「ものの見方」で変化する。ボー・ロット【著】著桜田直美【訳】

最近読んだ本です。


 

 

2017年、昨年出版された書籍。表紙がきれいなのが第一印象。

 

脳は反射的に錯覚し、勘違いし、嘘を作りだすそうです。

今この瞬間を「どう見るのか」で見方はかなり変わってくるのではないでしょうか。

 

 

例えば、今日の出来事から

前方から、「赤信号に容赦なく突っ込む車」が来ました。

「危ない!」とすぐさま判断しますよね。

 

しかし、行動には必ず理由があります。見方を変えると、

「出産間近で病院に向かわないといけない。」

映画のシーンでよく描かれる

「好きな人が国外に旅立ってしまう、気持ちを伝えるために急いで空港に!」

みたいなこともあるかもしれません。

 

「危なあ」と瞬時に判断し、時には怒りを生むこともあるかもしれません。

しかし、「何か急がないといけない理由があったのだろう」と考えると、

「出国が迫っている彼女に会えますように!」なんて感情も生まれるかもしれません。

 

感情のセルフコントロールが上手な人は、

瞬時に物事を判断せずに理由を考えている人が多いのかもしれません。

 

良い本に出会えました。

「ものの見方」次第で人生は変わりそうです。