あの人オーラあるよな。ついていきたくなるなって人いますよね。

 なぜあの男は 空気で人を うごかせるのか 内田彩華【著】

 


 

 

歌舞伎町でキャバクラを経営されている経営者の方の著書です。

 

あまりにも、自分とは接点がなさすぎて、逆に興味が湧いてきたので

2013年と少し、以前の本ですが読ませて頂きました。

 

男性ならば、誰しもがモテたいと考えると思います。

そんなとき、女性からの意見がとても大切になると思います。

 

「こうすればモテるのでは?」と考えてやっていたものが、

女性から不評では意味ないですからね。

 

私は、個人的に噂話等は「ふーん」と聞いて、流すことがほとんどです。

なぜかというと、必ず尾ひれがつくからです。

だんだんと、話は大きくなり知らぬ間に大事になることも珍しくありません。

 

なぜ、この話をしたかというと、

著者の方は、「3万人の起業家、会社役員の見てわかったこと」を

書かれています。

3万人です。十分すぎる統計の母数だと思います。

データもしっかりしているのではないかと思い、手に取ってみました。

 

結果をだす男の考え方 

結果を出す男の人間関係

結果を出す男の金の使い方

結果を出す男のリーダーシップ

 

1文1文が短くとても、読みやすいです。

「あなたならどうしますか」という

シチュエーションもあり、とても分かりやすいのではないでしょうか。

 

シチュエーション2を選んだあなたは・・・のような

解説、改善点まで提示されています。

 

「負けを認めてから、男の勝負は始まる」というページがあります。

 

負けた悔しさを知っている男は、次に勝てるように戦うそうです。

負けを認めることってすごく、難しいことですよね。

相手のせいにしたり、環境のせいにしたり合理化をすることはいくらでもできます。

しかし、これでは次上手くいかないんですよね。

上手くいかなかったことの本質は「自分自身に原因があったから」ですから。

 

負けを認めない限り、自分自身を省みることはないと思います。

しかし、それではまた同じ過ちするでしょう。

 

次の勝負に勝てる人は、

「負けを認め、それを改善し次に生かすことができる人」だと感じました。

当たり前ですが、当たり前ことほど難しいものはないと思っています。

 

すぐに、実行できるものではないと思いますが、

「負け」を潔く認め次に生かせる行動をしていきたいと思います。

 

「失敗は成功の母」といいますもんね。